就活

【休学①】語学留学だけじゃない休学のすゝめ【テレビ制作AD篇】

みなさんこんにちは。あとがたりぶろぐを運営しているうっちーです。

先日こちらの記事で、休学すると就活に不利になるのかというお話をしました。

【経験談】休学しても就活に不利にならない話【語学留学だけが休学じゃないよ】みなさん、こんにちは。あとがたりぶろぐを運営しているうっちーです。 ちょうど就活の時期なので、タイミング的にもいいかと思い、今回は...

わりとたくさんの方に読んでいただけたので、この記事では、僕が休学中にどんなことをしていたのかということを2回に分けて書きたいと思います。

 

【前提情報】大学は京都。放送作家のアカデミーに行くために休学して上京。

それでは、地獄旅にいってみよう!

2016年4月休学開始

放送作家のアカデミーは、9月開講のやつから行こうと思っていたので、とりあえず4月からは職探しです。

放送作家の事務所みたいなところで働くのもいいかと思いましたが、どこぞの馬の骨ともわからない未経験の学生が雇ってもらえると思わなかったので、とりあえずそれに近いテレビのADとかどうだろうと思ってました。

「せっかく東京に来たんだし、芸能人に会おう!」

ミーハー感丸出しでしたが、当時の自分は、休学したてかつ、上京したばっかりだったので、やる気に満ち溢れていました。

初めて人生のレールから外れた気分に酔ってたんでしょうね。浮かれまくってます。

あ、家はどうしたんだ?と思いますよね。

これは本当にたまたまなんですが、高校時代の友達が東京にいて、「使ってない家あるから、家賃半分で住んでいいよ」ということで、二つ返事で「行くわ!」ということになりました。

使ってない家って何だよ…って感じですが、彼女と同棲してるからほとんど家に帰ってなかったそうです。

いろいろつっこみたいかもしれませんが、それを話し出すとキリがないので話を戻します。

4月1日にその友達の家に引っ越してきて、次の日にはテレビ制作のADを派遣している会社に面接を受けに行きました。

我ながらすごい行動力だと思いました。

しかも家使ってなかったから、電気ガス水道全部止まってたのに、その手続きする前に面接行ってますからね。

ただのアホです。

面接では、やる気と度胸を買われ、その日に合格しました。

後日、「空いてる現場があればすぐ連絡するね」ということで落ち着いたので、その後に、引っ越しの荷解きをしたり、公共料金の手続をしたりと、いやいや順番逆じゃね?とツッコみたくなるあわただしい始まり方でした。

しかし、一旦落ち着くと、仕事もないし友達もいないので、「あれ、暇すぎない?」という状況に陥りました。

まあでも、休学したばっかだし、就活でも疲れたしゆっくりしようということで、10日間くらいずっーとドラクエ三昧。

(ドラクエ5と7と8を全クリしたよ!)

ありあまるやる気がゲームに向いたのか、一日12時間以上やってたと思います。

次はファイナルファンタジーとかやってみようかなーと思ったところで、ふと気が付きました。

「あれ?ADは?」

メールの履歴も電話の着信を見ても連絡なし。

ゲームに夢中だったとはいえ、さすがに電話あれば気づくよな、と思いつつ、何度見ても履歴がありません。

これは、まずいぞと思った僕は、会社に連絡しました。

うっちー「派遣の件ですが、まだ空きないですか?」

社員「んー、秋葉原でやってるA◯Bの番組のADがやめそうでやめないらしいんだよね」

うっちー「!?!?!?」

A◯B!?!?

芸能人だらけやんけ!!

猛アタック。

うっちー「その番組行きたいです!」

社員「わかった。ちょっと相談してみるね。また連絡するよ」

電話を切ったあと、興奮マックス状態でした。

こんなにも早く芸能人にあえるの?という興奮と、A◯Bのメンバー誰がわかるっけ??というゲスな考えで頭がいっぱいでした。

ルンルン気分で過ごしながら、ファイナルファンタジー7をやり込みました。

(結局やったんかい)

しかし、待てど暮らせど、その日から1週間、A◯BのADさんはやめてくれません。

いよいよ待ちきれなくなった僕は、「他に空いてる番組ないですか!?」と電話していました。

社員「まあ、あるにはあるんだけど、うっちーがやりたいかどうかは….」

うっちー「どんな番組ですか?」

社員「高齢者向けの朝7時からやってる旅番組」

うっちー「・・・・・・」

 

うっちー「・・・・・・」

 

うっちー「・・・・・・」

 

 

 

ヾノ´゚д゚`)ナイナイ

 

 

「旅番組」なら、 わかるけど、「朝7時」と「高齢者向けの」というワードが、余計じゃないか?

うっちー「んー、ちょっと考えます」

電話を切ってよく考えました。

A◯Bの方やりたいけど、仕事しないとお金ないしなあ。

でも、「高齢者向けの朝7時からやってる旅番組」なんて誰がみてるんだ?

ぐぬう。

ADやってるって友達に自慢できそうだけど、どちらかというとこの番組やってるっていいたくない…

まてよ、でも旅番組ならいろんなところ行けそうだし、美味しいものとかただで食べれるかも!

アホなうっちーは様々な葛藤の末、メールで「旅番組でもいいです!」と送りました。

(でもってなんだよ。)

そっからめちゃくちゃ早かったですね。

派遣会社で、研修みたいなのを受けて、3日後に制作会社の社長と面接ということになりました。

テレビ制作会社のAD~過酷すぎて一ヶ月でリタイア~

ちょっと長くなってしまいそうですね。

できるだけ寄り道せず、あったことだけ書くようにしますm(__)m

社長との面接でもやる気と度胸を見せつけ、あっさり「じゃあ来週の月曜からこれる?」ということで、正式に採用されました。

やっぱりやる気って大事ですよね。

ようやく、ゲーム三昧のニート生活から抜け出せる!新たな人生が始まる!とウキウキワクワクしながら土日を過ごしました。

その現場がとても過酷なものだとは気づかず……

月曜日は、直接事務所に来てくれということで、朝11時に出社。

しかし、すぐに異変が。

あれ、場所合ってる?なんか普通のアパートなんだけど。

鍵も空いてないし、チャイムを押しても誰も出ない。

地図で何度確かめても、やっぱりこのアパートです。

遅れたらまずいと思い、すぐに社長に電話しました。

社長「おううっちー、どうした?」

第一声がそれだったので、 ちょっとビクリ。

うっちー「事務所に来てるんですけど、鍵空いてないんですよね」

社長「おーまじか。多分12時くらいになったら誰か来るやろうし、ちょっと待っといて!」

うっちー「あ、はい、わかりましたー」

案内なし??

めっちゃ緊張するんじゃが。とか思いながら待っていると、わりとすぐおじさんがやってきました。

うっちー「あのー今日から入るうっちーといいます。社長にいわれて来ました」

というと、

おじさん「あ、そうなの?今かぎ開けるから待ってて」

ノリが軽い。

人の入れ替えが激しいから、こういうのには慣れてるんだろうか。

席に案内されたのでパソコン開きながら、待っていると、総務の方が出社していろいろとパソコンの設定やこの会社のことについて説明してくれました。

その間に、ディレクターや副社長も続々と出社され、挨拶。

「今日から、ここで働かせてもらう、うっちーです!よろしくお願いします!」

「あら、また新しい人きたの?」

また?テレビ現場は過酷だと聞くけどそんなに頻繁に変わるんだろうか。

うっちー「放送作家の仕事に興味持って大学休学したんですよー」

そうなんだ珍しいねー、やめないでねー、というあまり興味のなさそうな会話をしたところで社長から電話がかかってきました。

社長「おううっちー、もう事務所入った?」

うっちー「あ、入りました!」

社長「今度の旅番組の放送が◯月頃でな、ロケ地が〇〇県の〇〇ってところなんやけど、リサーチ用の地図と資料を〇〇の本屋で買って、フジテレビのお台場まで持ってきてくれない?」

おおおおうううう、情報量おおおおいいいい、え、何月?どこ?とあたふたしながら必死にメモを取ります。

(場所は特定されるとなんか嫌なのであえて伏せます)

社長「何時くらいに来れる?」

そもそも、ここからお台場までどれくらいかかるのかわかりません。

本屋で資料を買う時間もあるし、迷う時間も含めて、、、

うっちー「えーっと、そうですね、、、多分こっから本屋行ったとして、、、ゆうが、、、ゆうがたごろ?4時くらいですかね!」

と適当にこたえる。

社長「おう、わかった、まってるわ」

ツーツーツー。

嵐の予感でした。

そっから本屋さんで資料を探し、急いで電車に駆け込みお台場まで向かいました。

お台場についたらフジテレビに入り、受付で入館証をもらって待ち合わせ場所に。

社員食堂に連れていかれハヤシライスをおごってもらいました。\(^o^)/

そこで、フリーのディレクターと顔合わせ!

お、なんかおとなしそうな人なのかな?というくらい無口な方だったのを覚えています。

打ち合わせで、ロケハンやロケ、放送日までの大体のスケジュールを決めて、ディレクターとメアド交換して解散しました。

特になんにも指示されなかったけど、ロケ地のリサーチとかすればいいのかな?

翌日出社すると、社長からリサーチしといて、という電話が来ました。

リサーチってどうやればいいんだろう?

さっそくメアド交換したフリーのディレクターに、リサーチはどんな感じですればいいですか的なメールを送りましたが、無視されました。

その翌日、また社長から電話がありました。

社長「レンタカーの手配ってした?」

うっちー「すいません、してないですね(初耳なんじゃが)」

社長「二人でレンタカーで行ってもらうから、手配しといてくれる?」

うっちー「了解しました!」

ADって、まじで臨機応変に対応しないとやってらんないなと思いましたね。

翌日ディレクターからメールがありました。

D「リサーチしたこと教えてほしいから、今から〇〇まで来れる?」

事務所から1時間半かかるんですが、とか、メール無視しといてその感じ?とは思いましたが、何もわからない下っ端なので、「了解です!」と一言。

すいません、ちょっとダラダラしちゃってますね。

ここからはかなり怒涛の展開で、一つ一つ話してたら、5記事くらいになっちゃうので、スピードアップします。

ロケハンまで飛びますね。

「お前は運転させない」と社長に言われていたので、ディレクターが運転しました。

運転が久しぶりだそうで、高速で何度も車にぶつかりそうになり、終始ヒヤヒヤ。

ちなみにロケハン地は、東京からレンタカーで片道5,6時間のところです。

(普通は電車とか使う)

ふたりとも疲弊していましたが、ロケハンは4日しかないので、一日たりとも無駄にはできません。

効率よく様々なスポットを探さないと行けないのですが、僕は素人なので勝手がわかりませんでした。

D「スケジュールは?」

うっちー「え?」

D「どっから回るの?」

うっちー「どっから回るとは?(え、俺が決めるの?)」

D「決めてないのかよ」

うっちー「そうですね、、、」

D「初めてでわかんないかもしれんけど、こういうのは普通ADが決めるんだよ」

うっちー「すいません!(じゃあ先に教えといてくれる?到着してから言うな!)」

あとから知ったのですが、普通は、教えてくれるADの先輩がいるらしく、素人がいきなりディレクターと二人でロケハンするなんて、まあないそうです。

よっぽど人が足りてなかったのでしょう。

ここから、ディレクターの僕に対する不満は急加速していきます。

二日目、三日目も段取り悪く、ぼくが隣で、地図を広げながら道案内をしている時、ちょっとでも間違えると、「チッ」と舌打ちされるくらいピリピリした状態が続いていました。

途中、別のディレクターが助っ人として参加してくれたりしたのですが、そのディレクター(おでぶちゃん)が超おしゃべりで、無口なディレクターからすると、癇に障ったようです。

おでぶちゃんと解散したあと、

D「あいつさあ(おでぶちゃん)、有る事無い事言うから、まじで今日イライラしてたわ」

うっちー「そうですかね?いろいろ教えてくれてましたけど、、、」

D「嘘ばっか言ってたやん」

もう愚痴が止まりません。

D「今日のイライラ60%くらいアイツのせいだったわ」

うっちー「へーそうだったんですね、気づきませんでした(棒読み)」

じゃあ残りの40%は俺なのか?と心の中でツッコみつつ、とにかく、愚痴り放題でした。

D「俺、普段こんなタバコ吸わないからね」

普段はタバコ吸わないとか知らないけど、とか思いながらも、確かに一日に1箱は吸ってました。

こんな関係では、もう段取りなんて存在しないので当然4日じゃ足りません。

レンタカーも延長し、ホテルも追加で予約し、いよいよ疲労がピークに達していました。

おそらく睡眠時間は一日2時間くらいだったと思います。

ディレクターが、運転しながら意識が飛びそうになっていたので、赤信号で普通に発進して車にぶつかられる寸前だったこともありました。

ロケハンの期間は4日間から7日間までのび、いよいよ本当にレンタカーが延長できなくなってしまうとのことで、かなり巻いてロケハンを終えました。

特にディレクターの疲労は限界を迎えており、運転できるレベルではなかったです。

うっちー「僕が運転したほうがいいですかね?」

D「ああ、それは助かるわ」

うっちー「僕、社長に運転するなって言われてるんで、ちょっと電話して頼んでみます」

プルルル、プルルル、

社長「おう、どうしたうっちー」

出ました、この第一声。

うっちー「お疲れ様です。ちょっとディレクターの方が運転できそうになくてこのまま運転すると、事故りそうなんですけど、僕が運転してもいいですか?」

社長「いや、だめだよ」

うっちー「いや、でも、、、」

社長「ダメダメ、気をつけて帰ってきてな」

ツーツーツー。

うっちー「ダメだそうです」

D「じゃあいいよ!!!俺が運転すればいいんだろ!!!」

僕がめちゃくちゃぶちギレられました。

僕は死にたくなかったので、もう一度社長に電話しました。

社長「もう、どうした」

しつこいって思われてます笑

うっちー「ほんとに、ディレクターが意識朦朧としてるので、僕が運転して帰りますね」

社長「まじで無理なの?じゃあしょうがないからホントに安全運転で帰ってこいよ」

許可はもらえました。

しかし、問題はレンタカーを返す時間です。

夜22時までに返却しなければ、延長料金とかそれ以前にほんとに無理です、と店員さんに言われたので、間に合わないとなんかヤバそうな雰囲気でした。(あんまり覚えてない)

カーナビで調べてみると、目的地の到着予定時刻は23:30。

詰みです。

1時間半オーバーはやばいでしょとか思いながらも、今すぐ出ないとなんかレンタカー屋さんが怖いです。

急いで、車に乗り、出発。

そこから到着するまでの記憶はほとんどありません。

おそらく僕が、生涯で一度だけ覚醒した瞬間は、あの時だけでしょう。

バスケの試合中でもない、必死に受験勉強をしている深夜でもない、そう、あの時です。

1◯0kmくらいのスピードを出して、レンタカー屋についたのが、ぴったり22:00でした。

僕は、あの時間をランニング・ハイならぬドライビング・ハイと呼んでいます。

事故らなかったのが奇跡です。

いろいろと割愛した部分はありましたが、この辺でおしまいにしましょう。

もうここからは僕の愚痴しか出てこないので。

このあと、ロケや編集所での作業など、「多忙ここに極まれり」、的な時間を過ごしていたので、体を壊しました。

このロケハンだけではなく、別の放送日にある番組の掛け持ちもしていたからです。

たとえ一つの番組だったとしても体を壊しそうですが、一ヶ月もそんな生活をしていたら、当然だと思います。

放送作家のアカデミーに行くために休学したのに、体を壊していては本末転倒です。

やむをえず、一ヶ月で辞めました。

他にも想像を絶することはありましたが、もう十分でしょう。

(編集所での作業スケジュールが9:00~33:00とか)

やめて正解だったねと言ってもらいたいです。笑

さて、また仕事がなくなったので、次は何をしようか。

【経験談②】語学留学だけじゃない休学のすゝめ【出版社と放送作家篇】につづく…

【休学②】語学留学だけじゃない休学のすゝめ【出版社と放送作家篇】こんにちは。うっちーです。 先日、こちらの記事で過酷なADの経験談を記事にしたのですが、長く書きすぎてしまったせいか、全然見てもら...

おしまい

ダラダラと長い体験談を書いてしまい恐縮ですが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

この記事をいいね!と思ってもらえたらいいねしてもらえると嬉しいです。

また、Twitterでも更新情報流しているので、ぜひフォローしてね!

A◯Bの番組の方辛抱強く待っとけばよかったなあ。。。

良い子のみんなは、朝7時からの高齢者向けの旅番組ADなんかやらないようにね!

休学のススメというタイトルですが、ADはオススメはしません!!!

おしまいです!

それでは、また次回。