うっちーについて

学生最後のバイトは祇園にある一見さんお断りの高級スナックだった件

こんにちは。うっちーです。

今回は、僕が大学生活最後に一ヶ月だけ経験した、祇園にある高級スナックのバイトの話を書きたいと思います。

一見さんお断り?高級スナック?なんか怖そう、というイメージがある方は是非読んでみてください。

一見さんお断りって?どうすれば働けるの?

念の為、一見さんお断りの説明を。

一見さんお断りとは、そのお店に全く関わりのない初めて来た人の入店をお断りする、という意味です。

基本的にこういうお店は、利用履歴のある人の紹介で初めて入店することができます。

「敷居が高いなあ」と思いますよね。

でも、これには京都らしい理由があって、信頼関係に基づいてお客さんと長く付き合っていくためです。

もちろん一見さんお断りと書かれているお店でも入れる料亭はあると思います。

「ちょっと雑誌を見てきたんですけど~」とか言えば、よほどのことがない限り入れてくれることもあるでしょう。

しかし、お茶屋さんや高級スナック、高級クラブなどは、料亭などとは仕組みが異なります。

お茶屋遊び代、飲食費、交通費など、すべての料金を一旦お店が立て替えて後日請求するシステムなので、信頼関係のない初見客を受け入れないのは当然の話なんですね。(例外もあると思いますが)

実際に僕もお店でバイトした時、請求書の下書きみたいな手伝いもしました。(普通の事務作業)

そして当然ですが、一見さんお断りのお店というのは、どんなにネットで検索しても出てきません。

じゃあどうやってそういうお店で働けるの?と聞かれれば、これもまた紹介でしか方法はないです。

友人の紹介で入ることに

厳密に言うと、後輩の中学校のときの先生だったのですが、まあそこは詳しく言うと若干複雑になるので割愛します。

その先生(以下Y先生)は、学生時代にその高級スナックのお店で働いたことがあったそうです。

その時にママとかなり仲良くなったため、10年以上経った今でも、こうして手伝ってくれる人を探して紹介しているとのことでした。

さすがに様々な経験をしてきたとは言え、祇園にある高級スナックなんてちょっと怖いと思っていたので、とりあえず話だけでも聞いてみようと思って、Y先生と僕と後輩とスナックで働いてるバイトの人の4人でカフェに集まりました。

Y先生に初めて会った時、めちゃイケメンなのに物腰がとても柔らかく、優しい人だったので、「あ、この人の紹介なら大丈夫だろうな」と直感で思いました。

ママがどんな人柄なのか、とか昔のエピソードを話してもらっているうちに、会ったこともないママのことが好きになってしまったので、働いてみたいという気持ちが先行して、その日のうちにスナックに遊びに行くことになりました。

ママが素敵すぎる人だった

案の定、めちゃくちゃ気さくな人で、会った瞬間から「ほんとに入ってくれてありがとうなああああ~~!!」と喜んでくれて握手も交わしました。

最初は、お客さんがいるからこんなプロ級の接客をしてるのかと思っていましたが、実際に仕事に入ったときにもみんなに同じ態度で接していたので、ホントに素晴らしい人なんだなと思いました。

あとは、人のいいところをすぐ見つけてすぐ言ってましたね。

人を褒めるプロでした。

ママにコーヒーを入れてほしいと頼まれた時「あなた最高やわ。もう私の好みにぴったり!ちょっと、他の子にも教えてあげてくれる?」と、とても喜んでくれたり。

ママはいつもお客さんと同伴でご飯に行ってから、お店に入ってたのですが、いつも高級なお弁当やお土産を持ってきてくれました。

バレンタインでもないのに、京都のベルアメールのチョコを何箱もくれたり、ネクタイが壊れたときなんかびっくりしたのですが、FENDIのネクタイをその場でもらったりしました。

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もらったものをあげるとキリがないんですが、一番高そうなやつだったのは、化粧品のサンプルが大量に入ったポーチをもらったときですかね。

CHANEL、イヴ・サン=ローラン、Diorなどの高級化粧水をもらったこともあります笑

(全部合わせると数万円)

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こんなにもらいまくる僕もどうかしてると思いますが、ママが「あなたは素直に欲しいです、って言ってくれるから私も嬉しい」と言ってくれました。

僕は相手から勧められたものは、素直に貰うという生き方をしていたのですが、これは良いことなんだと気づかされました。

お客さんからお酒をすすめられた時に「いや、大丈夫です」って言うより、「ありがとうございます!」って嬉しそうにもらったほうがお客さんも嬉しいですよね。

アットホームすぎて京都を出たくなかった

大学生活最後の一ヶ月だけこのバイトをしましたが、就職で東京行くのがさらに億劫になってしまいました。

ママだけではなく、そこではたらく女性たちもママのことを尊敬してママのようになりたいと言っていたので、とてもいい職場だなあとしみじみ思いました。

一ヶ月という本当に短い時間だったのに、とても濃密な時間を過ごせたと思います。

高級なレストランに連れて行ってもらったり、いろんなプレゼントをもらったり、本当に3月の思い出は、このお店のことでいっぱいでした。

そういえば、スナックの仕事って何するの?って思いますよね。先にその話をするべきでした。

ママの人柄を伝えたいという気持ちが先行してしまい。すいません。笑

仕事内容はホントにラクチンでしたね。

男の人は基本一日一人しか入らないのですが、一日で引き継ぎが完了しました。

マニュアルというマニュアルがそんなにないので、営業時間中は頼まれたことをやるという感じです。

オープン作業と締め作業を一人で行います。

【オープン】

・トイレ掃除

・フロア掃除(フロアと言ってもそんな広いお店じゃないです)

・テーブルとカウンターに必要なセットを揃える(グラスとかおしぼりとか)

・チャーム準備(お菓子のセットをつくる)

・お菓子買い出し

・氷をアイスピックで割る(かなり分厚くて大きいのでちょっと面倒)

・水、お茶の準備

・翌日の分のお茶を作る

【締め作業】

・使ったグラスとか洗う

・空けたお酒の本数を数えてママに報告

・翌日のおしぼり準備

・ゴミ出し

以上!!

細かいところはいろいろありましたが、基本一人でできます。

営業中は、お客さんのコートを預かったり、氷、水、お茶、グラス、灰皿、チャーム、がなくなりそうになった時にタイミングを見計らって交換しに行きます。

あとは、カラオケのときはマイクを持っていったり、画面をお客さんのところに向けたり気を配って裏方に徹する感じですね。

すぐなれるので、割と楽な仕事かなと思います。

ただ、ちょっとクチの悪いおじさんがいた時は、「男なんかいらんわ!」みたいなことも言われますが、そこはママたち女性陣がめちゃくちゃフォローしてくれます。

ここで働く人達は仲間意識がとても強く、誰かが困っていそうな時は、すかさずフォローをいれたり優しい言葉をかけてくれたりするので、本当に最高の職場でしたね。

送別会でママ号泣

たった一ヶ月しかいなかったのに、豪華な送別会を開催してくれました。

僕の友達も呼んでいいよとのことだったので、二人連れてきてお高い韓国料理に連れて行ってもらいました。

その後カラオケに行ったのですが、お別れが苦手だというママは、歌おうと決めていた曲を泣いてしまったため歌うことができませんでした。笑

感受性がとても高くて、本当に素敵な人でした。

ママに言ってもらった言葉で印象に残っているのが、

「うっちーは私にとって言葉では言い表せない不思議な存在でした!私は性別問わず、好きな人とはもっと話したいし知りたいと思うけど、こんなに年の離れた男性をそんなふうに思ったのは初めてで。親子以上に年が離れているけど、これからもずっとお友達でいてください!」といってもらったのがとても嬉しかったです。

ママは、よくあるキャバクラのギスギスした女の争いが嫌で、このお店を初めたそうなのですが、確かにこんなに少女のような感性を持ってたら、無理だろうなと思います。笑

祇園の高級なスナックでバイト!?と、なんかいかがわしそうだと思ったあなた。

一見さんお断りのお店だからといって、そんな怪しいことをしているお店ではありません。

ここで働いてる方たちは、魅力的な人ばっかりでした。

一見さんお断りのお店、紹介してくれる人がいたらいってみると良いかもですね。

ママにもらった卒業祝い、Hermesのネクタイです。笑

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京都を離れてもお菓子が届いた

東京にいても誕生日にはプレゼントを送ってくれて、僕がハマったお菓子もおくってくれました。

↓ここのお菓子激うまです。僕のおすすめはトリプルホワイトベイビーです。

ファットウィッチベーカリー 日本公式ホームページ|Fat Witch Bakery Japan

ただ、心身ともに体調を崩して実家に帰ってきていることをまだ報告していないので、そこをどうしたもんかなあと悩み中です。

【前篇】新卒で適応障害と診断され退職した理由【心の病気は甘えじゃない】こんにちは。当サイトを運営しているうっちー(@ucchi_ato)です。 これを読んでくださっている新卒の方、もしくは教育係として...

きちんと復活した姿を見せたほうが喜んでもらえそうな気がするので、とりあえず今は職探しですね。

そしてまた、京都に戻った時にお店に遊びに行きたいと思います。

それでは、また次回!