レビュー

【本レビュー】アニメよりも原作小説がおすすめ!『新世界より』の感想。

アニメを見たのが確か6、7年前。その時に受けた衝撃は未だに忘れられません。

なぜ原作小説を読むのに至ったのかは、思い出せませんがあの衝撃をまた味わいたかったからかもしれません。

 

上中下巻の約1500ページという大ボリュームでしたが、全く重さは感じませんでした。
ここまで時間を忘れて小説の世界にのめり込んでしまったのが久しぶりだったため、余韻から抜けきれないままこのレビューを書いています。

 

下巻では展開が一気に加速し、ラストで明かされる真実まで持っていく展開に言葉を失いそうになりました。

アニメ見たから知ってるんじゃないのかよ、と思われるかもしれませんが、知っても衝撃を受けます。

というのも事実に対する衝撃ではなくて、そこまで持っていく過程が素晴らしすぎるを通り越して畏怖すら覚えてしまうからです。

こんなに緻密に構成された小説はなかなかないです。

 

「私たちは、人間だ!」

アニメを見た時に、このセリフの印象が強烈で未だに頭から離れないのですが、このセリフまで読み進めるためにただただ一心不乱にページをめくっていました。

 

当時、『新世界より』と前作の間は4年空いたそうですが、こんな最高傑作を出されれば、ファンにとっては4年待ったかいがあったんだろうな、と思うとその瞬間にいれなかった自分が悔しくなります。笑